当ブログでは、「銀行業務検定」受験のモチベーションの向上、維持を図り、しっかり計画を立て、無理なく効率的な学習を進め、高得点を叩き出す工夫を詰め込んでいます。

どうぞあなたの現状に必要な記事を探してみて下さい。


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「銀行業務検定」でラクラク合格&上位入賞応援ブログ!!




このページをご覧頂きありがとうございます。


当ブログは、

フツーの中高年銀行員である私が、

ここ数年に独学で1級FP、行政書士試験をクリアしてきた学習方法を、更に改良し、2018年の「銀行業務検定」で実証実験した結果、連続して上位入賞を果たす事に成功・・・

この"中高年銀行員"が無理なく学習し高得点を叩き出す工夫をたくさん盛り込んでいます。

今のあなたに必要な記事はないか探してみて下さい。



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さて、今日は、銀行員が銀行業務検定試験と併せて取得しておきたい国家資格、公的資格のうち、私が取得した資格について、続きをお話したいと思います。

前回までに、日商簿記2級宅地建物取引士中小企業診断士1級FP技能士についてお話しました。

今日は、行政書士です。

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5 行政書士


私は銀行員が銀行業務検定と併せて取得したい資格として「行政書士」をオススメします。

私が「1級FP技能士」の学科試験を平成28年9月に受験し合格した事は前回までにお話しました。

実はこの年の11月に「行政書士試験」も受験していました

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 【行政書士はどんな仕事をしているのか】



「行政書士」は、弁護士や司法書士などと比較してなじみがない方が多い
かもしれません。


行政書士試験のホームページには次のように記載されています。

『行政書士は、行政書士法第1条の2、第1条の3の規定に基づき、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類、その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とするものです。』

『行政書士の具体的な業務としては、官公庁への許認可に関する書類提出や契約書、交通事故調査報告書等、権利義務又は事実証明に関する書類作成業務などを行っています。』


前段は、かなり抽象的ですが、後段は少しわかりやすい内容ではないでしょうか。


一般的には、建設業許可申請などの許認可業務でご存知の方が多いようです。


ただ、取り扱える業務の幅が大変広いため、自身が得意とされる各専門分野の業務を主体に活動されているようです。


同じ許認可でも、建設業許可や宅建業許可を専門とする方、入管業務を専門とする方、など許認可でも専門分野が多岐に渡ります。


また民事分野では、相続(遺産分割協議書作成、相続手続き受任)、離婚協議書作成、などを専門とされる方も多くいます。


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 【私が行政書士試験を目指した理由】

私が行政書士試験を受験するきっかけは、仕事上で何人かの相続を専門とする行政書士の方とやりとりをしたのがきっかけでした。


以前は行政書士については「なにをしているのかよくわからないし、あやしそうだし、時々業務上で逮捕記事もあるし・・・」あまりよいイメージを持っていませんでした。


しかし、当時、仕事上、相続預金の払戻手続きを受け付ける事が多く、相続人や受任した弁護士事務所からの手続きをほぼ毎日受け付けていました。


そんな中で、行政書士事務所が受任する相続案件を受け付ける事も増え、「行政書士でも相続案件を受任できる」事を実感として知った事と、かえって弁護士事務所より手続きに長けた行政書士が多いことが好印象でした。

これに興味を示し、「定年後にでも相続行政書士になれる道筋をつけておきたい」と思い受験する事にしたのです。

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  【行政書士試験の内容は?】


「行政書士試験」は、この資格を取得するための試験なのですが、実のところ試験内容と実務の関係性は薄い試験です。


昔は作文などがあったようですが、現在は60問のマークシートおよび記述問題を3時間で解き60%超の得点率を目指す試験です。


私が合格した平成29年11月の試験では、約4万人が受験し、6千人が合格した合格率15%程度の試験です。

科目は同ホームページに次のように記載されています。

「行政書士の業務に関し必要な法令等」(出題数46題)

憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学の中からそれぞれ出題し、法令については、試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令に関して出題します。

「行政書士の業務に関連する一般知識等」(出題数14題)

政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解


さてこの試験

受験の障壁がとても低いのが特徴です。他の試験でも同様の流れでしょうが、PCからの申込で完結できます。


受験料も現在7,000円とリーズナブルで、カード決済できます。


受験資格はないので毎年、未成年から高齢者まで幅広い合格者が出ます。


そして合格率はマチマチですが、昨年は15%、6千人が合格する試験です。


ここまでの話で割とカンタンそうに思えるかもしれません。


私も最初は「宅建士試験と同じくらい」かと思っていました。


しかし、私のように法律が苦手な人には大変難しい試験です。


一説によると、司法試験予備試験の受験者がお試し受験に利用するため年々レベルが上がっているそうで・・・。


とにかく問題の分量に圧倒されます。感覚としてはA4用紙1問1ページというイメージで3時間では全く時間が不足する分量なのです。


内容も私にとっては本当に高度でした。


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 【基礎固めをやりなおし合格】


私は平成28年11月の試験に挑戦しましたが、あえなく不合格でした。言い訳にはなりますが、同年9月の1級FP試験に重点を置いていました。


当時受験したときは、書店で選んだ基本テキストと問題集を購入して勉強していました。


そして受験後の感想ですが、「このままでは何年経っても合格できない!!」というものでした。


受験の帰り道や駅のホームで、もう何年も受験している口振りの人たちを多く見かけて「なんとか来年で終わらせたい!」と思いました。


でも高い受験講座は受けたくない・・・・。


そこで、私が選んだのは、1級FP試験でも紹介した「みんなが欲しかった」シリーズのテキストです





この時も私が二度目の受験を決意するタイミングで初めて出版され、私にとってまさに救世主でした。



このテキストは講義形式で基礎固めに適した設計がなされているため、法律が苦手な人でも理解しやすいように工夫されています。


ただ、このコンセプト上、出題範囲に対する網羅性は弱い面があります。


受験にあたっては、別途判例集や問題集、辞書引きに使うテキストも必要だと思います。


さて、このテキストも1級FP同様セパレートタイプなので分割して電車学習や散歩学習で繰り返し読みました。


これでしっかり基礎固めをやりなおした結果、平成29年11月試験で合格できました。

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なお、試験合格は永久資格ですが、行政書士会に入会し登録するまでは行政書士ではありません。


入会、登録には、各都道府県により差がありますが、30万円程度かかります。実際に登録する方は開業時に行っていると思います。


この資格については、まだまだお伝えしたい事もあるのですが、当ブログは、銀行業務検定が中心のため、この辺りまでとさせて頂きます。

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今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

あなたが銀行業務検定で上位入賞するお役にたてますように。

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                                                       北河内 学 (きたかわち まなぶ)

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