ご覧頂きありがとうございます。


今回は行政書士試験直前期の中、40字記述対策について、つぶやきます。


なぜ急にそんなテーマかというと、受験対策が遅れていて受験をあきらめようとしている人に受けて欲しいから


確かに試験二週間前のこの時期に40字記述問題対策に着手できていないのは遅いし、ツイッターでつぶやいている人たちは、模試を受けまくっていて学習状況の差にあきらめムードになってしまうかも知れません。

でも、僕は冷静に考えて40字対策は直前で十分だと思うのです。自身の経験からも。



なぜそう思うか説明する前に僕の経験談を聞いて下さい


僕が行政書士試験に合格できたのは2017年試験。

その前年の2016年も受験しましたが、学習不足で、40字対策など手が付けられていませんでした


そして2017年の直前、やはり40字対策に着手できない状態でした。とにかくインプットが足りず、予定を延長する中、アウトプットは肢別をひたすら続けていました。


模試なんて受けている場合ではありませんでした。

なお、学習は独学です。



そんな中、受験をあきらめかけていたのです。


でも受験二週間前の休日、書店で40字対策の問題集を改めてパラパラめくって見て、少し感じたのです。


「なんかできそうな問題がある」


それは以前に同じ問題集を見た感覚とは違う感覚でした。


簡単に言うと、以前より少し実力がついていたのです。


僕はすぐにその問題集(「みんなが欲しかったシリーズ」)を購入し、残り二週間で計画を立てました。

肢別問題集と苦手分野のインプット継続を進めながら(当然普通に仕事をしながら)なので大変でしたが、

往復の各停電車で〇問ずつ、帰りの駅の待合室で〇問、スタバで〇問と割り振り、なんとか2周する計画でスパートをかけました。


それでなんとかラッキーにも合格できたのです。



さて、なんで40字対策が直前でよいかというと、40字記述問題は、インプット上は特別な勉強は必要なく、アウトプット上の書く訓練をするだけでよいからです。


過去問題や問題集を見ればわかりますが、40字記述問題は、民法も行政法もほとんどが基本的な法令や判例の知識を問う問題です。

つまり、知識インプット面からは、特別な勉強は必要ない。

択一問題対策の中でのインプットで十分なわけです。




もちろん、十分なインプット学習は必要です。

しかし、それは40字記述対策としてやる必要はない。



むしろ、十分なインプットがない中で40字記述問題を解いても、わからなさ過ぎて時間の無駄と言えるでしょう


インプットと肢別などのアウトプットを繰り返し、少しずつ実力がついてきて、直前の段階で40字記述のアウトプット訓練を行う方がよいのです。



だから、諦めるのはもったいない。

直前期から40字記述対策をはじめるのは、決して遅すぎる事ではないのです。




最後に



確かに、今の時点で合格確実な人はいるでしょう。

でも、だからといって、あなたが合格できない訳ではないはずです。

直前まで諦めず、合格ラインギリギリまで仕上げて合格した人もたくさんいるはずです。

それでも合格は合格です




最後まで頑張りましょう。

残り時間で最善をつくしてトライしてみましょう。





最後までご覧頂きありがとうございました。


北河内 学